セーフモード(Safeモード)でも起動できない場合の対処法

セーフモードが起動しない

パソコンの電源を入れても「Windows 拡張オプション メニュー」になってしまう原因とは

windowsが起動するために必要なシステムファイルを読み込めない場合や壊れている場合にユーザーに起動する方法を選択させる「Windows 拡張オプション メニュー」がモニター画面に表示されるケースがあります。

再起動をすることで正常に起動できることもありますが、多くの場合、システムファイルに異常があることがほとんどなので、再起動しただけではトラブル解決にはなりません。

この場合、セーフモードで起動できるかどうかが重要なチェックポイントです。

セーフモードとは

セーフモードとは、ウィンドウズに何らかのトラブルが発生し、正常に起動できないときに、OSを起動させる必要最小限の構成だけで起動する特殊モードのことです。

「Windows 拡張オプション メニュー」が表示される場合、まず確認することは【前回正常時の構成】をクリックしてパソコンが正常起動できるかどうか試してみることです。

Windows 拡張オプション メニュー

前回正常時の構成】を選択しても、正常にウィンドウズが起動できない場合、次に【セーフモード】をクリックして、立ち上がるか試してみてください。

windowsが起動するために必要なシステムファイルに問題がなければ、ウィンドウズの最小構成である【セーフモード】でパソコンは立ち上がります。

この時、USB接続機器はすべて外してから行ってください。マウスや無線アダプター、USBメモリーなどパソコンに接続されている全ての外部機器を外して試すことがセオリーです。

警告メッセージが表示されるケースもありますが、【OK】をクリックします。立ち上がったら、ハードディスク自体は無事なケースがほとんどなので、内臓ディスクを取り外し、別のパソコンにUSB接続してメモリーなどにデータをコピーしバックアップします。

チェックポイントと流れは次のようになります。

 

  • 外部機器をすべて外す
  • セーフモードで起動できるかどうかを試す
  • セーフモードで起動する場合、他のパソコンにUSB接続し繋ぐ
  • データのバックアップをする
  • システムの復元を試す

 

またパソコンがセーフモードで無事起動できた場合、データのバックアップをした後、すべてのプログラム⇒アクセサリー⇒システムツール⇒システムの復元を選択し、パソコンが正常できるかどうか確認します。

通常、システムの復元ではマイドキュメントなどのデータは消失しませんが、運よくセーフモードで起動できただけで、次に電源をいれたときはセーフモードでも起動しなくなってしまったというケースもあります。

そのため無暗に電源をオフにしたりせずに、まずはデータのバックアップができるかどうか試しましょう。

 

Safe モードとは何?

Safe(セーフ)モードとはウィンドウズのシステム系ファイルが壊れたり、接続した周辺機器が競合して、 Windows が正しく起動できなくなったときに、パソコンが起動に必要な最低限の機能だけを読み込んでスタートする特殊な最小構成モードです。

通常、パソコンに問題がないときは目にすることはありませんが、パソコンのトラブルで再起動した場合や、周辺機器を新たに増設した場合やドライバーのエラーやレジストリーにエラーが発生して自動でセーフモードでウィンドウズが起動するケースがあります。

セーフモードでは所謂、WINDOWSの診断モードなので正常時のようにパソコンは動作しませんが、セーフモードで起動できるかどうかは極めて重要なポイントです。

 

セーフ モードの起動方法を教えてください。

パソコンが正常に起動しない場合、セーフ モードで起動させることで、トラブルが発生した原因を調べたり、対処することができます。

例えば、新しく追加したデバイスまたは変更されたドライバが問題の原因になっている場合は、セーフ モードを使ってそのデバイスを削除したり変更を元に戻したりすることができます。

尚、セーフモードの起動方法は次をご確認ください。

セーフモードはOS側から直接起動することも可能です。また、パソコンの電源オン時に起動を選択することも可能です。

 

 

セーフモードの起動方法

1. パソコンを起動している場合は、[スタート] ⇒ [終了オプション]をクリックします。

2.[終了オプション]から[再起動]を選択しクリックします。

パソコンを起動していない場合は電源ボタンを押して 3. から進めます。

3. 本体の電源を入れパソコンメーカーのロゴマークが表示されたら、タイミング良く [F8]キー押す。
上手くいかない場合には電源をオンにしたら、スグに[F8]キーを何度か連打すると良いでしょう。

4. 下記のような「Windows 拡張オプション メニュー」が表示されますので、キーボードの上下矢印キー(↑↓)で 「セーフ モード」 を選択し[Enter]キーを押します 。しばらく黒い画面が表示されます。

 

セーフモードには3種類ある

※セーフモードには以下の3種類のモードがあります。

 

セーフモード
マウス、キーボード、モニターなど最低限の接続機器だけを使ってウィンドウズを起動します。一般的にはトラブルの切り分けには、このセーフモードを選択します。

セーフモードとネットワーク
セーフモードの構成でネットワーク接続が可能になります。

セーフモードとコマンドプロンプト
セーフモードに加えてコマンドプロンプトを使用できるモードです。

Windowsをセーフモードで実行していることを知らせるために、モニター画面の端に「セーフモード」という文字が表示されます。

 

「セーフモード」を終了するには、[スタート] ⇒[終了オプション] をクリックし、[再起動] をクリックします。

 

セーフモードが起動しない場合

残念ながらセーフモードが起動しない場合、ウィンドウズのシステムファイルに異常があるか、パーテーションやファイルシステムにエラーがあるケースがほとんです。

また、ハードディスクに機械的な故障があるケースでも起動しません・・・。パソコンの購入から4年以上経過するとHDDの故障率は極端に上昇する傾向があります

※注意 : セーフモードでは、通常使用しているの接続機器のドライバーは読み込まれません。 そのためモニターに表示される画面がいつもと違う感じになりますが、問題ありません。

またDVD-ROMなどのドライブ類も使えないケースがほとんどですが、WInDOWSの診断モードであるセーフモードの場合、それが普通の状態ですのでご安心ください。

1年未満でも故障することも珍しくはありませんが、もし購入から4年以上経過しており、ハードディスクを交換せずに使用し続けていたのなら、残念ながら、かなりの確率でHDDの物理障害が疑われます。

機械的に壊れてしまったハードディスクの場合、データ復旧の専門業者に依頼してデータ復元する以外に、データを取り戻すことは出来ません。

 

セーフモードでも起動しない場合の選択

ですが、windowsのシステム系の問題ではなく、パソコン本体(内臓のHDD)にトラブルが発生している場合には、残念ながら「セーフモード」を立ち上げることが出来ません。中でもデータを記録しているハードディスクに障害が発生している場合には、ユーザーの操作を一切、受け付けてくれません。

この場合、選択肢は2つあります。

  1. パソコンを正常起動させることを優先
  2. データ復旧を優先

パソコンを正常起動させることを優先』するか、または『データ復旧を優先』するのか最初に決めなければなりません。

但し、『パソコンを正常起動させることを優先』した場合、データは2度と元には戻りません・・・。

一方、『データ復旧を優先』した場合、データを復元後、ハードディスクを交換し初期化リカバリーすることで、データを安全に退避させることで、その後にパソコンを起動できるようにすることが出来ます。

※ この2つの選択肢は全く別の方向性になるため、≪セーフモード(Safeモード)でも起動できない場合≫には、まず、『パソコンを正常起動させることを優先』するか、または『データ復旧を優先』するのか、どちらを優先するのか決めなければならないわけです。

パソコンの起動を優先する場合

パソコンの起動を優先する場合、メーカーのサポートセンターに電話で問合せをし、修理を依頼すると良いでしょう。ハードディスク交換作業および初期化リカバリーを行ってくれます。

費用は大体3万円程度になります。但し、メーカー修理の場合、データは2度と戻ってきませんので良く考えてから行いましょう。

初期化リカバリーできるCD-ROMやDVD-ROMがある場合、またはリカバリー領域にアクセスできる場合には、メーカーの工場出荷状態に戻すことができる場合があります。

但し、ハードディスクに何らかの物理的なエラーがある場合には、完全に初期化が出来なかったり、途中で作業がストップし、何時間たっても終了しません

また、運よく初期化リカバリー出来た場合でも、以前あったデータはウィンドウズのシステムやプログラムで上書きされてしまうケースがほとんどなので、メーカーに依頼する場合でも、自分でリカバリーする場合でも慎重に検討しましょう。

 

データの復元を優先する場合

『データ復旧を優先』する場合、速やかにパソコンの電源を落とし、作業を一切しないことがデータ復旧の第一歩になります。一番の問題は、ヘッドクラッシュやモーターの軸受けがゆがんでいる場合、データが保存されているプラッター記録面にスクラッチ損傷が発生してしまうことです。

ヘッドやモーターが故障しただけなら、費用はかかっても復旧できる可能性はありますが、記録面(プラッター)に損傷が起こってしまった場合には、データ復旧の専門業者でもデータを救出することが難しいからです。そのため、データの復元をしたい場合には、出来るだけ通電せず、現状を保存することが大切なのです。

 

データ復元ソフトを使うかどうかは慎重に

よくフリーのデータ復元ソフトや有料のデータ復旧ソフトでデータを元に戻せると煽る友人やサイトがあるかもしれませんが、絶対に使ってはいけません!!。

わたし自身、これまで数百台の起動できなくなったパソコンや相談を受けてきましたが、フリーのデータ復元ソフトや有料のデータ復旧ソフトを使って、データを壊してしまった人たちを数多く見てきました・・・。

 

その経験から断言できます。データを復旧したいなら絶対にフリーのデータ復元ソフトや有料のデータ復旧ソフト購入して試そうとしてはいけません

多くの場合、検索先のドライブや保存先のドライブも分からず行ってしまったり、データがあったハードディスクにソフトのインストールを行い失敗しています。そのような場合、データは上書きされ、2度と元に戻ることはありません。

 

フリーのデータ復元ソフトや有料のデータ復旧ソフトを使っても良いのは、無くなってもスグに諦められる程度の枚数や大したことのないデータの場合などです。

その場合、失敗しても痛手が少ないので、使っても良いでしょう。

大切な家族の写真、子供が産まれてからの成長記録の動画、会社の経理データや長年蓄積した研究データ、工事現場の図面やCADデータなど重要書類がある場合、元に戻らなかったら困るデータの場合、費用はかかりますが、データ復元専門業者に依頼するのが一番、安全で間違いありません。

まずは障害状況を伝えて、相談してみることをオススメします。

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