悪徳データ復旧業者とデータ復旧成功率との関係とは!?

データ復旧成功率

例えば、電話で問い合わせた時は5万円と言われたのに、持ち込んで依頼をしたら、次の日に50万円の費用がかかると言われたというケースが良くあります。

実は持ち込み依頼はユーザーに便利な側面がある一方、業者側から足元をみられやすいデメリットがあります。

どういうことかいうと、持ち込み依頼はお客さんが焦って依頼してくるケースが多いので、業者側からすれば定価よりもボッタクリしやすい特徴があります・・・。

 

また心理的にも一度、自分で運んで持ち込んだものをスグに持って帰るのは面倒くさいという人間心理の問題もあります。

  1. データ復旧を急いでいる
  2. 自分でまた持って帰ったり、他の業者に依頼するのは面倒という人間心理

 

持ち込みのデータ復旧調査依頼は業者をちゃんと選ばないと足元を見られやすいので気を付けてください。

 

データ復旧成功率

「データ復旧成功率は高い方が良いに決まっているじゃないか!」。もし、あなたがそう思っているなら悪徳業者を見分けることは出来ないかもしれません。

 

というのも、データ復旧成功率は専門のデータ復旧業者なら、ほぼ決まっているからです。

余程、近所の家電量販店のパソコン修理ショップに依頼したのなら別ですが、ヨドバシカメラやビッグカメラ、ヤマダ電機、ケーズ電気などのパソコン修理ショップはデータ復旧専門業者ではありません。なので修理店の復旧成功率は20%程度です。データ復元ソフトの代行業者といったイメージです。

 

何故、データ復旧成功率が決まっているのかと云えば、それは記録メディアの種類と障害内容で成功率が決まっているからです。

ノートパソコン・デスクトップパソコン・USB外付けHDD・リンクステーションやテラステーションのNASなどは内蔵ディスクのほとんどがハードディスクです。
スマホやタブレットPC・デジカメ・ビデオカメラなどの多くの記録メディアはemmcです。
USBメモリーやSDカードはフラッシュメモリーなので、emmcやSSDと記録方法はほぼ同じです。

つまり今日現在、パソコン周辺機器の記録方式は大きく分けて2つ。

  1. ハードディスク
  2. フラッシュメモリー

 

ハードディスクの場合、RAID機能で複数の内蔵ディスクを積んでいるケースがありますが、基本的にはハードディスクの復旧率に準拠します。

これらの故障と障害の復旧率は実は決まっています。

おおよそ70%です。
業者によって多少の違いはありますが、前後10%ほどの差と考えて間違いないでしょう。

つまりデータ復旧成功率は記録メディアや障害を問わなければ63%から77%ほどに落ち着くのです。

では、何故?データ復旧成功率90%以上というキャッチフレーズを使う業者がいるのか?

それは実は単純で「門前払い」するからです。

データ復旧サービスは主に2段階あります。

①初期調査
②精密検査

 

初期調査は無料のところが多いのですが、精密検査は有料のケースがほとんどです。

初期調査の段階で復旧成功率が低い。または復旧できないケースがほとんどの場合、データ復旧業者の見積もり価格が変わります。

 

例えば、通常1台の2TB容量のハードディスクが重度障害の場合、30万円の料金のデータ復旧会社があると仮定します。

ところが、記録面に僅かにスクラッチ損傷があり、データを抽出できるかどうか怪しい。
または、非常に時間だけがかかり復旧成功率が低いと診断された場合、通常1台の2TB容量のハードディスクが重度障害の場合、30万円の料金が60万円ほどにUPします。

 

さらに、「普通のものは1週間ほどで復旧可能ですが、3カ月以上お待ちいただくことになると思います。」と担当者が言い始めます。

門前払い価格と通常価格の違い
  1. 通常:調査期間7日・復旧費用30万円
  2. 復旧の見込みが低い場合:調査期間3カ月・復旧費用60万円

 

となる旨をお客さんに伝えます。

データ復旧を急いでいるお客さんは「他社にあたります」と言うでしょう。

 

またある程度、料金を調べているお客さんなら1台の2TB容量のハードディスクが重度障害が50万円以上かかるのはオカシイと気づくでしょう。
結果、2つの条件を提示することで、お客さんを「門前払い」するわけです。

このような行為は、お客さんにとってメリットは何もありません。

一方、データ復旧業者側は高い復旧成功率を何もしらないお客さんに見せかけるため「門前払い」するメリットがあります。

 

つまりデータ復旧成功率90%以上というキャッチフレーズを使う業者は要注意です。

なので、ちゃんとしているデータ復旧会社は復旧成功率90%以上というキャッチフレーズは、まず使いません。

 

死人を蘇らせる病院がないように、本当にデータが壊れてしまった記録メディアからデータを復旧できる会社はありません。

ここら辺は、救命救急対応している病院と同じで、より多くの患者を受け入れる病院では死亡率が高くなり、内科しか対応していない病院では死亡率は高くなりません。

問題なのは、救命救急対応している病院なのに、死亡率が高くないケースです・・・。

 

一見、死亡率が低いことは素晴らしい病院のように思いますが、患者の年齢、病状または事故状況などを確認した上で、患者の受け入れ拒否をしている可能性があることです!!。

 

データ復旧成功率が70%以上になっている会社の多くは、この患者の受け入れ拒否を、あの手この手を使って行っている可能性が極めて高いので実は注意が必要です。

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