悪徳データ復旧業者と成功報酬型の関係とは?

成功報酬

データ復旧成功率が異常に高い業者に共通するのが、成果報酬型というトリックです。そもそもデータ復旧はお客さんが希望しているデータがなければ無料でキャンセル可能な会社がほとんです。

なのに何故?ワザワザ成功報酬型です!!とキャッチフレーズを付けるのか?

この成功報酬型には2つの問題があります。

成功報酬データ復旧の問題点
  1. 成功定義ファイルの作成がお客さんがする
  2. 成果報酬型でありながら成功していないのに費用を請求される

 

この「成功定義ファイル」とは、ココに書き込んだ条件が成功定義となるため重要なポイントです。

 

例えば、デジカメで撮影した写真画像が1000枚あったと仮定します。
フォルダ名が不明な場合、多くのユーザーは、「写真」とか「動画データ」「画像データ」「jpg拡張子」と記載します。

この場合、1枚でも写真画像データが抽出されると復旧費用が発生します。残り999枚の写真が復旧できなくても支払義務がでるのです

 

なので、そのような成功報酬型を謳う業者の多くの見積書には下記のような文章があります。

※ 成功定義データを決定し、そのデータの復旧程度によって成功報酬料金から調整させていただきます。成功定義データが1つも復旧できなかった場合は、一切の費用が無料になります。

 

一見、良さそうに見えませんか?

一切の費用が無料!?でも下記の見積もり明細をよく確認してみてください!

部品交換・物理修復作業料金 150,000円
ドナーディスク作成料金 50,000円
解析・論理修復料金 40,000円
成功報酬料金 100,000円
小計 340,000円
消費税 27,200円
合計 367,200円

 

さて、ここでお気づきでしょうか?

「データの復旧程度によって成功報酬料金から調整させていただきます」。つまり調整額は10万円。最低でも24万円の支払い義務が発生します・・・。

 

たった1枚のデータ復旧が成功しただけでも契約上はそうなるのです。

 

成功報酬型は復旧したいデータが1ファイルとか数ファイルの場合には有効です。

例えば、「仕事」というフォルダ内にあった「顧客情報.xls」とか、ファイル名もキッチリと覚えている場合です。

嘘!?

「えっ、でも復旧したいのは保存してあったデータ全部!ファイル名とかフォルダ名は詳しく覚えていないヨ!!」

 

というひとは成功報酬型のデータ復旧サービスは向いていません。

「フォルダ名とかファイル名は復旧リストで提出してもらえれば、後から選べるなら分かるヨ」という人がほとんです。

ですが、成功報酬型は事前に成功定義を決めるので、ファイルのリストを見てから決めることはできません!本当はできるのですが、しません!!

この場合、成功定義ファイルを最初に業者間と取り決める成果報酬型で対応してもえません。

さらに始末が悪いのは悪徳業者は次のようにユーザーに成功定義を作成するように誘導しているケースです。

 

復旧希望データ・成功定義データの作成例

フォルダ名
拡張子

※ 曖昧な記載でも構いません

 

悪徳業者の多くは、ワザワザ、曖昧な記載でも構いませんと注釈までつけてきます!!

 

何故なら、データ復旧業者にとっては曖昧な記載の方が良いからです。

 

逆にしっかりとファイル名を書かれては困るのです。特に成果報酬型の場合。

マイドキュメントとか、マイピクチャ、jpg拡張子、など幅の広い曖昧な記載を意図的に促しているのです。

成功報酬型でしょ!?

お客さんが希望しているデータがなかったらキャンセルすれば良いんじゃないの?

 

確かにキャンセルすれば良いのです。
但し、上記のように契約した場合、
「データの復旧程度によって成功報酬料金から調整させていただきます」。つまり調整額は10万円。最低でも24万円の支払い義務が発生します。

復旧希望していたデータが例え僅かでも成功した場合、法的な支払い義務が依頼者に発生します。

担当者が毎日変わりながら、電話で連絡してきます。

「契約内容通り、24万円の支払いをお願い致します・・・。」毎日、毎日、電話してくる人間が変わりながら連絡してきます。

 

そして、最終的には「お支払いただけない場合、弊社の顧問弁護士から内容証明を送付させていただきますがよろしいでしょうか?」と示談に応じるように誘導してきます。

もう何が何だか、分からなくなるでしょう。

業者側は意図して、成功定義データを曖昧に書かせようとします。

 

なので「復旧できなければ、キャンセルすれば良いや」と簡単に考えているとあとで痛い目にあうのは依頼者であるお客さんです。

 

これは前払いでも後払いでも同じです

 

契約段階がいつなのか?
契約内容は何なのか?

 

成果報酬型の場合、契約段階は成功定義データの作成段階です。
そして契約内容は成功定義データと見積価格です。

どの時点まで無料なのか?
どの段階でキャンセル費用が発生するのか?
よく契約内容を確認しないとトラブルの原因になるので要注意です。

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