パソコンから異音がする!原因と対処法

異常音

ある日、突然にパソコンから異音がする現象が発生するケースがあります。
問題となるのは異音の発生源です。

音だけで異音の発生源を特定することは難しいのですが、ブーンというファンの音なのか、カッチン、カッチン、などの金属音なのかが問題です。

このようなカッチン、カッチン、などの金属音はハードディスクのヘッドが当たっているケースが多いため、パソコン以外でもUSB外付けハードディスクやRAID仕様のNASでも起こるケースがあります。

よくホコリが貯まった状態で使用したり、購入から5年以上経過し劣化したファン、室内気温が高い状態でパソコンを使用し続けて内部温度が高くなり過ぎた場合などに急にファンの音が異常に大きくなったりするケースがあります。

パソコン本体から音が鳴る原因

パソコンの電源を入れたまま操作せずに放置していても、定期的にハードディスクから動作音が聞こえるケースがあります。 これらは正常なアクセスなので問題ありませんし、異音と呼ぶほどの大きな音は聞こえません。

またファン関連の異音を問題視する声がありますが、実はファンが回転している方が安全です。
知らずにファンが停止して無音となり、急激な温度上昇で壊れてしまうことのほうが危険なのです。

デスクトップパソコンの場合、ファンは何か所かあります。

  • 電源ファン
  • ケース側面ファン
  • CPUファン
  • グラフィックボードのファン

 

ファン関連で異音が発生した場合、これら全てをチェックする必要があります。デsクトップPCの場合、ケースを外せば異音発生個所を聞き分けることができるケースがあります。

 

ハードディスクからカチカチとかカリカリと異常音

ヘッド制御エラー画像

パソコンでデータの読み出しや書き込みなどが行われると、ハードディスク内でのヘッドの移動やディスクの高速回転により、シーク音が生じることがありますが、故障ではありません。ジージーとかギュッギュッといった音になります。

一方、パソコンの電源投入後スグや一定時間経過後、ハードディスク内でのヘッドがストッパーなどに当たり機械音が生じることがあります。かなり大きな音でカッチン、カッチンとかガチャガチャといった明らかに異常な音が聞こえます。

このような場合、Windowsパソコンは起動しません。

メーカーロゴは表示されますが、ウィンドウズロゴが表示される前にストップします。

そもそもBIOSでハードディスクドライブが認識不可となっている、Windowsのシステムファイルを読み込む前にトラブルが発生している重度障害です。

但し、PCメーカーの修理でハードディスクを交換すると、これまで保存してあったデータは消失します。

PCメーカー側からも「修理した場合、データの補償はないので、データが必要な場合には専門のデータ復旧業者に依頼してください」と言われます。
これは、どこのPCメーカーでも基本的には同じです。

尚、DELLなどの一部、業者では古いハードディスクをメーカー側に必ず戻すことを条件に、古いハードディスクだけ取り外して送ってもらえます。勿論、パソコンは新しいハードディスクに交換され初期化リカバリーされた状態で戻ってきます。

古いハードディスクは取り外されているので、そのままデータ復旧業者に依頼することが可能です。

「データが保管されていた古いハードディスク」の取り扱いについてはパソコンメーカーによって対応が違うため、修理を依頼するまえに電話やメールなどで必ず確認しておくことをオススメします。

ハードディスク以外の異音

パソコン内部ファンの画像

パソコンは、ノートPC、デスクトップPCに関わらず電源をONの状態にすると内部に熱がたまりやすくなります。冷却ファンは内部の温度が上昇しすぎて故障しないように内部温度を感知して作動し、自動的に内部の温度を下げるシステムになっています。

室内温度が高過ぎたり、パソコンに負荷がかかったりし過ぎると、内部熱が発生し、冷却ファンが作動し、ファン音が大きくなる場合があります。

また、冷却ファンの排気口やファン自体にホコリが溜まっていると、冷却ファンの回転時に異音が発生するケースが良くあります。このような場合には、ケースを開けて、マザーボードを含めて掃除機で掃除すると改善することがあります。

室内でもホコリが多い場所や、建設現場の作業所内のパソコンは湿気やホコリが溜まりやすく、パソコン内部が汚れやすい傾向があります。その分、熱がこもりやすく、様々な故障の原因になります。

どのファンから異音が発生しているのかは、ファンの回転を止めれば音がしなくなるのですぐに分ります。

ファンの回転の止め方は、2種類

  1. ファンの電源を一か所づつ抜く
  2. ファンの羽を回転しないように押さえる

電源接続コード

ファンは通常、白い接続コネクターがマザーボードや電源から伸びたコードと繋がっています。小さなプラスチック製の白いものなので、チカラを入れすぎると割れたり、マザーボード自体を傷つけてしまうので取り扱いには注意してください。

PC電源ファンが原因の場合には、通電しないわけにはいかないので電源毎交換が必要になります。

ケース側面ファンの場合、同型サイズのファンをパソコンショップなどで購入し交換すれば解決です。

CPUファンの場合、グリスを含めて準備が必要になります。グラフィックボードのファンの場合、グラフィックボード毎交換する必要があります。

但し、市販のパソコンのメーカー品の場合、マザーボードに付いていますので、取り外せるグラフィックボードは無いケースがほとんどです。

また自作パソコンの場合、電源ケーブル類などが長いため、配線がファンに当っているケースもあります。

また例外的ですが、古いハードディスクの場合、モーターの回転軸やベアリングの磨耗が原因で異音が発生することも考えられます。

もし異音が気になり、修理に出す場合、メーカーのサポートセンターに症状を伝えて診断と修理の依頼という手順になります。

パソコンの処分

PCレサイクルマーク
異音の原因が特定できなかったり、ウィンドウズ自体が正常に起動しない場合などは、処分を検討されることでしょう。

ですが、パソコンはリサイクル対象製品のため、住んでいる市区町村などの自治体では処分対象になっていません。
そのため、ゴミとして処分できないのです。

「PCリサイクル法」に基づいて処分する必要があります。

そのため、デスクトップパソコンの液晶モニターだけでも、ゴミとして廃棄できません。

パソコンの処分方法は「PCリサイクルマーク」が付いているかどうかで処分方法が変わります。

PCリサイクルマークが貼ってある場合

2003年以降に製造されてパソコンの場合、必ず「PCリサイクルマーク」が背面などに貼ってあります。「PCリサイクルマーク」があるパソコンはリサイクル料金を支払っているので、メーカー側で処分してくれます。

回収の仕方や配送はメーカーのHPに記載してありますので、指示に従ってリサイクル処分の申し込みをおこなってください。基本的にパソコンの引き取りや集荷は、日本郵便のゆうパックで郵送するケースが一般的です。

PCリサイクルマークがない場合

(財)PC3R推進協会

2003年前に製造された古いパソコンや、「PCリサイクルマーク」がない自作パソコンなどは基本的にはリサイクル費用が発生します。
また、メーカーが廃業してしまったりして処分依頼先が存在しない場合には、(財)PC3R推進協会が回収を行っています。

尚、平成25年4月からは「小型家電リサイクル法」に基づく小型家電の回収・リサイクルも開始されています。
大手家電量販店や市区町村でもパソコンの回収も行われているケースがあるので確認してみると良いでしょう。

PCの種類 リサイクル料金
ノートパソコン 3,240円
デスクトップパソコン 6,480円~7,560円

デスクトップパソコンの場合、モニターが液晶化CRT(ブラウン管)かによって費用が変わります。CRT(ブラウン管)の方が高くなります。

 

中古パソコンの買取業者に依頼する場合

無料でパソコンを回収してくれる業者もあります。
但し、データの消去作業や消去証明は別途オプションになるケースが多いので、費用を事前に確認しておくか、自分で消去ソフトをつかって完全にデータを消去しておいた方が安全です。

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