セクターとクラスターとは何か?その違いと仕組みを知る。

パソコン操作

パソコン用語として、良く聞く、セクターとクラスターとは何のことでしょうか?

この「クラスタ」とは、HDDなどのドライブにデータを記録して管理する際に使う最小の単位です。

しかし、実は「クラスタ」より、もっと小さな「セクタ」という単位が存在します。
つまり「クラスタ」は、複数の「セクタ」が集まって作られています。

では「セクタ」とは何でしょうか!?

セクターとは

「セクタ」とは、HDDでデータを記録する際の最小単位です。

HDDは、「セクタ」で小さく分割されていて、この「セクタ」単位で、データを読み込んだり書き込んだりします。

FD(フロッピーディスク)やHDDでの最小単位は1セクタです。

 

クラスターとは

クラスターとは束のことです。ハードディスク関連用語でクラスターと言うとき、このクラスターとはセクターの束を指します。先ほど最小単位はセクターと言いましたが、ハードディスク上では実際にはセクター単位ではなくクラスター単位でデータを管理しています。

では一体なぜ、「セクタ」ではなく「クラスタ」単位でデータを管理するのでしょうか?。

それは、HDDの容量が以前に比べて非常に大きくなり、「セクタ」のような小さな単位で読み書きをすると、時間がかかり、逆に効率が悪くなるため、「クラスタ」の単位で管理をしているのです。

 

仮に「セクタ」で管理した場合、数千万単位のセクタを、多数管理することになり、容量の大きなHDDの場合、多くの部を管理する必要性が出てきます。

「クラスタ」のサイズ

この「クラスタ」のサイズは、HDDの容量により異なります。

同容量のHDDを使っても、「クラスタ」のサイズが小さい方がデータを効率的に管理できるのです。

HDD内のデータの管理を行うファイルシステムをFATやNTFSと言い、「クラスタ」単位で管理をしています。

 

尚、このFATには、FAT12(12ビット)、FAT16(16ビット)、FAT32(32ビット)があり、このビット数が、管理できる「クラスタ」の最大の値となります。

 

ただし、ウィンドウズNT・ウィンドウズ2000・ウィンドウズXP、7、8、10においては、ファイルシステムはFATではなく、NTFSというファイルシステムを使用しています。

 

フォーマット形式とは、このFAT32やNTFSのファイルシステムのことを指します。

バッドセクターが頻発すると故障間近かも

データを管理しているセクターやクラスターですが、使用年数や環境によって、ドンドン、劣化します。特に良く使う箇所ほど劣化しやすい傾向があります。

そのためウィンドウズのシステムファイルがある個所や、同じフォルダのデータファイルを上書き保存しながら使い続けると、その箇所だけが損傷しやすくなります。

一度、バッドセクターが発生すると次から次へと損傷個所が広がりやすいのです。

バッドセクター上にあったデータはアクセス出来ないように除外されます。データを削除した覚えがないのに、ある日突然、データが消えている場合、このバッドセクターによるデータ消失事故が疑われます。

このような状態で電源のONとOFFを繰り返すと、バッドセクターという部分的な障害ではなく、ハードディスク本体の機械的な故障に発展しやすいので要注意です。セクター不良は完全故障の前兆と考えていた方が良いでしょう。

 

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