スキャンディスクでフォルダやデータファイルが消失する!?

チェックディスク実行中の画面

スキャンディスクは、ウィンドウズなどのオペレーションシステムを正しく起動させるためにエラーチェックを行うことであり、データの復元は出来ません。

もし、セクターやクラスターをスキャンディスクで直せなかったときは、トラブルの起こったフォルダやファイルは「FOUND]というフォルダになり、「.CHK」というファイル名として保存されます。

しかし、データは消えてしまう上に、新たにCHKファイルとして保存されてしまうことで、元のファイル名はもちろん、拡張子や保存してあったフォルダ名などの周辺情報まで喪失してしまい、元のデータに戻すことが不可能になってしまうのです。


スキャンディスク(チェックディスク)のデータ消失事故

ハードディスクに磁性体の劣化や、セクター不良(バッドセクター)などの物理的なトラブルが起こっている場合、プラッターの記録面データの読み込みや書き込みが認識できず、パソコンのOS側はスキャンディスク(チェックディスク)を実行するようにメッセージを出します。またパソコン起動時にエラーが検出されると、カウントが勝手に始まって、ウィンドウズ側で自動実行してしまうケースもあります。

残念ながら、このスキャンディスク(チェックディスク)実行時には、データが消えてしまう可能性があることについては、何もメッセージが出ません。

パソコンを使っていた人は、突然のメッセージを読んで驚き、危険性を理解しないままスキャンディスクを行ってしまうかもしれません。しかし、ここで簡単にスキャンディスクを行うと、大変なことになる恐れがあります。

データのファイルは消失し、実は、ハードディスクにも多大な負荷がかかり、ハードディスク自体が抱えているトラブルが、より深刻な状態になってしまうこともあるのです。磁性体の劣化、セクター不良個所の読み取り書き込みエラーが発生し始めると、ヘッドのクリアランスが狂いやすく、2次災害、次災害に繋がりやすい特徴があります。

 

ハードディスククラッシュの予兆

当然、データ復元はより難しくなり、ヘッドのクリアランスが狂い、記録面を擦ってしまうとデータ復旧のプロでも、不可能になってしまう可能性があるので、古いハードディスクに対して、チェックディスクを実施してしまうことは自動でも手動でも危険なのです。

たとえハードディスクは問題なく使えるようになったとしても、度々、スキャンディスクのメッセージが出るようなハードディスクは、正常に作動していない証拠であり、既に壊れかけていると予兆が発生していると言えます。そのため完全にクラッシュするのも時間の問題です。

 

スキャンディスク(チェックディスク)の自動実行がされやすい状況

  1. データの読み込みに時間がかかる
  2. データの上書き保存に時間がかかる
  3. 何の作業をしても、時計のクルクルマークが表示され先に進まない
  4. パソコンの起動や終了に時間がかかるようになった

 

データのバックアップ作業と確認

スキャンディスクとは、本来、パソコンのオペレーションシステムを正常化させる機能です。しかし、一方でファイルやフォルダに対しては、中身を破壊してしまうこともあり、しかも復元は不可能になる確率が高いものです。

なので、安易にスキャンディスクする前に、この作業は慎重に行う必要があるということを理解しておきましょう。また、必ずデータのバックアップをしてから実施するのが良いでしょう。

但し、問題なのはセクター不良が発生している場合、データのバックアップしたつもりが、全くバックアップできていなかったというケースが良くあります。

 

スキャンディスク注意事項のまとめ

データのバックアップ作業した場合、実際に開けるか必ず確認することが大切です。この確認作業を飛ばして、スキャンディスク(チェックディスク)を実施した場合、故障の障害難易度がかなり上昇してしまうため、最悪、データが2度と戻らないケースが多いことを覚えておく必要があります。

  1. スキャンディスク(チェックディスク)は古いハードディスクでは実施しない
  2. スキャンディスク(チェックディスク)は手動も自動も危険
  3. スキャンディスク(チェックディスク)実施時は重要データのバックアップをする
  4. バックアップデータ実施時は正常にデータが開けるか必ず確認する

 

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